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Oracle 12c Silver (1Z0-062)対策2 「表領域作成・変更・削除」

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この記事は以下参考書(通称黒本)をもとに情報を肉付けして作成しています。

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黒本に乗っているSQL文、避けていませんか?

Oracle 12c Silver (12c: Installation and Administration 1Z0-062)の資格対策で必要なこととして、

黒本に乗っているSQL文を実際に実行することはとても重要です。

実務でオラクルDBを使用している方以外はSQL文を実行して動作を確認しないと感覚的に理解ができないと思います。

ローカル環境にデータベースをインストールして実行環境を用意するのは時間がかかり手間ですが、

12cなら勉強目的でENTERPRIZE EDITIONも無料で使用することが可能なので、

データベースを構築し黒本に載っているSQL文を実行してみるといいと思います。

 

そこで今回はオラクルDBの基本である表領域の操作をSQL文で実行してみました。

表領域なんて難しい言葉で表現されていますが、実際は単なるOS上のファイルです。

表領域を作成削除をしていくことで単なるOS上のファイルということが実感できるようになります。

 

 

実行環境

 

ラクルバージョン:Oracle Database 12c Enterprise Edition Release 12.1.0.1.0 - 64bit Production

実行環境:Oracle SQL Developer のワークシート

ユーザ:「SYSTEM」にてSQL文を実行した

 

表領域の確認

 

表領域の作成・変更・削除を行うごとにデータディクショナリ表のdba_data_filesを確認すると状態がわかり理解が深まります。

SELECT * FROM dba_data_files

 

表領域作成

 

■DATAFILEオプションなし

いろいろオプションがあるけど以下文で作成できる

CREATE TABLESPACE TEST

データファイル作成場所:[ORACLE_HOME]\oradata\sid\datafile

(初期化パラメータdb_create_file_destで指定された場所)

■DATAFILEオプションあり

CREATE TABLESPACE TEST DATAFILE 'TEST.dbf' SIZE 10M

⇒非OMFファイルになるため、削除する時、

 「AND DATAFILES」オプションを付加しないとOS上の物理ファイルが削除されない

 指定していなければOMFファイルとして作成される

 OMFは12cデフォルト

データファイル作成場所:[ORACLE_HOME]\database

 

表領域変更

 

■表領域にデータファイルを追加してみる

ALTER TABLESPACE TEST
 ADD DATAFILE 'TEST_1.dbf' SIZE 10M
 AUTOEXTEND ON NEXT 500K MAXSIZE 20M

■表領域のデータファイルを削除してみる

ALTER TABLESPACE TEST
 DROP DATAFILE 'TEST_1.dbf'

 

表領域削除

 

DROP TABLESPACE TEST

表領域内のセグメントを含め削除する

DROP TABLESPACE TEST INCLUDING CONTENTS

上記に加え、OSファイルも削除する

DROP TABLESPACE TEST INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES

上記に加え、参照整合性(外部キー)制約も一緒に削除する

DROP TABLESPACE TEST INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES CASCADE CONSTRAINTS


以上、表領域の操作をSQL文で行ってみました。

机上ので学んだことがすごく理解できるようになるし、

ラクルデータベースの仕組みが分かるので

ぜひとも受検をする方はやってみて下さい。


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